会津鉄道の撮影に行ったときのこと。撮影地を求めて細い道に入り込んでしまい、適当な場所で折り返そうとクルマを進めたところ、ご覧のインクラインに出会いました。
斜面を下る階段と、階段に沿って延びるレール。久しぶりのトロッコとの遭遇です。
ウインチ小屋は普通の物置っぽいです。
トロッコは手入れが良いのか、サビもなくきれいな外観です。
ちょっと失礼して軌間を測りました。約630mmですね。
線路脇には融雪用のパイプが設置され、絶えず水が流れていました。
柵の向こうは急斜面になっています。ここから先は立入厳禁。
柵越しに線路の行き先をのぞき込むと、川沿いに建てられた水力発電所が見えました。
終点付近の切り出し。線路は板で塞がれています。レールのサビから察するに、日常的にトロッコが動いているわけではなさそうです。