最後に訪れたのは三井芦別炭鉱です。閉山は1992年でした。
炭鉱で使用されたトロッコは芦別市立図書館の敷地内に保存されています。
ここの車両もシートを被った状態でした。姿を見られなかったのは残念ですが、車両が大事に扱われていることに感謝です。
編成は順に8tTL、人車、炭車だったかと。最後尾はなんだっけ。
保存車両めぐりの締めくくりは三井芦別鉄道の遺構です。まずは炭山川のDD501を見に行きました。
鉄橋のたもとへ回ってみると、線路はフェンスで仕切られており、近づけるのはここまでです。
元の場所に戻る途中、カメラをぶら下げてうろつく私に気付いたのか近所にお住まいのおじさんが現れ、「写真を撮るならもっといい場所がある」と教えてくださいました。通行止のゲートをくぐってちょっと歩いた先がお立ち台です。
こちら側が順光です。車両の保存状態は良好ですが、左側のライトのひさしが下を向いており、ウィンクしているように見えます。
鉄橋のそばには露天掘りの炭鉱があり、今も稼働中らしいのですが、おそらくトロッコは無いと思われます。木々の幹が白いのは、エゾシカが木の皮をかじった跡だと通りすがりのおじいさんに教わりました。
西芦別町には三井芦別駅の駅舎が残されています。現在は倉庫として使われている模様。