『全国保存鉄道II』（白川淳氏著、JTB刊）には全国の保存車両3700両のリストが載っており、初版から10年以上を経て状況は変わりつつあるものの、お出かけには必携の一冊となっています。購入したのは割と最近のことで、もっと早く入手すれば良かったと後悔しました。
　 それはさておき、2007年の大型連休はどこに行こうかと迷った末、まだ出会ったことのないプリムスでも見に行こうと思い立ち、地図と『全国保存…』を手にフラッと出かけてきました。

まずは陸奥工業の作業所へ。場所がなかなか分からず、集落の中を右往左往してしまいました。

うららかな春の日差しの下、ひっそりと佇むプリムスです。

正面から望遠で。 KATOと間違えそうなスタイルです。というか、こっちがオリジナル？

手前の線路にもプリムスがいたと思うのですが… 帰宅後、別の小学校に移転していたことを知りましたあああ

できれば草刈りをしてあげたかったです。

お次は金山沢小学校へ。「八戸キャニオン」のそばにある小学校です。

KATOは校庭の隅にいました。浮き文字にはホワイトも入り、きれいな外観です。

ライトのレンズもラジエータキャップの取っ手もしっかり残ってます。

離れて見るとこんな感じです。ほころびかけた桜がいい雰囲気でした。

最後は新居田小学校です。

KATO＋鉱車×３＋人車の編成は金山沢小学校と同じ。

ローアングルで見ると今にも動き出しそうです。２両目の鉱車は脱線してますが。

ついでに本八戸から石油基地へ向かう専用線にも寄ったのですが、レールは赤さび、DLの姿はどこにもありませんでした。残念。

本八戸貨物扱所の近くにあったE2型トイレ。かっこいいですね。

7年前に専用線を訪れたときの写真です。これは八戸通運のDD351。

こちらはD301です。 （以上2枚　2000年5月撮影）

ずっと行きそびれていた松館小学校に寄ってきました。プリムスは校庭の奥におり、公道から近づくことはできません。学校がお休みだったので撮ったのはこのカットのみ。なかなか難しいものです。2013年1月撮影

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