三重県の南、南島町に、石灰石を鉱山から港へ運搬する鉄道があります。ありました、なのかな。ここは他のいかなる鉄道とも連絡しておらず、いわば「陸の孤島」状態で知る人ぞ知る存在になっています。
私が南島町を訪れたのはディーゼル化から数年経った頃で、慣れない道を走り続けてたどり着くまで一苦労、という印象が残ります。上部にはワイヤー牽引のナローのトロッコもあったそうですが、残念ながら未見です（訪問当時、すでに廃止されていました）。
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南島町の海沿いの道を踏切が横切っていますので、着いてしまえば鉄道探しの苦労はありません。しばらく待っていると海側から空車列車がやってきました。 |
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鉱山に帰る列車はすべて推進運転です。DLは元新日鐵広畑のD-507。 |
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列車を見送って鉱山に向かうと、先程撮影した列車がホキの廃車体の脇をかすめてやってきました。 |
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こちらはD-507の僚友、D-505です。屋根に突き出しているのは無線用アンテナ。 |
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この鉄道は1993年まで電化されていて、ELがホッパー車を牽引していました。
当時使用されていた元南海電鉄のED5108です。廃車後もしばらく放置されていましたが、解体されてしまったので現存しません。 |
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| 鉱山で石灰石の積み込みを待つD-507です。 |
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先回りをして、林の間を走る列車を撮影しました。 |
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桜並木の脇を鉱山に向かう列車です。 |
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こちらはその後追い。 |
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川沿いに敷かれた線路を駆け抜け、海へ向かいます。 |
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海岸の積み替え設備です。 |