宮城県の松山町に、かつて松山人車軌道という鉄道がありました。『私鉄史ハンドブック』（和久田康雄氏著、電気車研究会刊）によると、軌間は610mm、路線延長は2.51kmで、1930年に廃止されたそうです。
松山町では年に1回、9月中旬にコスモス祭りという催しがあり、コスモス園の中で人車のレプリカに乗ることができます（たぶん今でも続いていると思います）。面白そうだったので行ってみました。
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コスモス園の入口です。大きく掲げられた「人車」の文字を見ると、なぜか嬉しくなってきます。 |
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手書きの駅名票です。 |
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これが主役の人車です。何はともかく乗ってみることにしました。 |
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車内はきれいなニス塗りです。
一緒に乗っているのは小さな子供ばかりで、激しく浮いてしまいました。 |
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人車の銘板です。字が読みにくいのですが、復元場所のところは、JR東日本の仙台総合車両所と書いてあります。 |
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人車の車庫のようです。なぜか線路は繋がっていませんが。 |
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走行風景を外から。
菅笠を被ったおじさん二人が人車をゆっくり押して行きます。 |
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走行風景その2。
足場が砂地なので、人車を押すのは結構大変そうでした。 |
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| 青空の下、人車は走る。なかなか絵になる風景であります。 |
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こちらはオリジナルの人車です。松山町のふるさと歴史館という施設に展示されています。 |
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大宮の鉄道博物館に行って来ました。交通博物館から引き継がれた人車も健在でしたよ。（2009年8月追加） |