とあるローカル線の撮影に出かけた際、退屈しのぎに山道をドライブしていると、鉱山らしき施設を見かけました。クルマから降りて様子を窺うと鉱山は現役らしいのですが、休日のこととて構内に人影は無く、とりつく島もありません。
　それでも鉱山に向かう道路の入り口付近にトロッコの廃車体があったので、写真を撮ってきました。自宅に戻ってネットで検索してみると、どうやら粘土を採掘している鉱山のようです。
　詳細はいずれまた、ということで、そのときの写真を載せておきます。

初めに目に留まったのはこの廃車体でした。 思いがけずトロッコ（廃車体ですが）に出会えて感激もひとしおです。

これはBLの廃車体ではありませんか。 ここのトロッコの存在は今回初めて知ったのですが、『機関車表（三訂版）』（沖田祐作氏編、滄茫会刊）にはちゃんと記載がありました。 『全国鉱山鉄道』（岡本憲之氏著、JTB刊）の巻末資料にも載ってました。

ローダーの廃車体もありました。 今はトロッコは使われておらず、トラックレスマイニング法で採鉱されているそうです。

追加（2007年6月）
山奥の温泉に向かう途中、久しぶりに当地を通りかかったのですが、廃車体群は撤去されたらしくどこにも見当たりませんでした。

道路が新しく付け替えられたようです。

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