この鉄道は、阿武隈急行のやながわ希望の森公園駅（駅名票は「にしぐち」）から公園入口（駅名票は「ひがしぐち」）を結ぶ、軌間762mmの遊覧鉄道です。
福島県の地元企業である協三工業製の蒸気機関車が走っていることで知られております。福島県ではかつてグリーンピア二本松にも同様の鉄道がありましたが、そちらは結局廃止されてしまいました。いずれ様子を見に行かないとなぁ。
起点は西口のようなのですが、適当にクルマを走らせていたら東口に着いてしまいました。機回し用のターンテーブルがあります。
池の堤防に上ると、駅全体がちょうどよく俯瞰できます。大勢のお客さんを乗せた列車が到着したところ。
SLの転回も見せ場の一つです。
西口まで一往復乗車することにしました。SLは昭和62年 協三工業製のB62418。重量は6.3tです。
客車も協三製でした。
SL列車はあまり煙も吐かず、あっさりと西口に到着しました。周囲には市営プールとちょっと離れた場所に阿武隈急行の駅が見えるくらいで、屋外の遊戯施設はありません。
機回しと転回を兼ねたターンテーブルは東口と同じ。西口には屋根付きの車庫もあります。
石炭は「太平洋の海底炭」。山形県のいもこ列車でも使用されていました。
トイレをお借りした市営プールにはリアルタイム線量計がありました。これは富士電機製。
下り列車？は結構いい煙が出ます。
お子さんが身を乗り出してちょっとヒヤヒヤしました。
東口に到着。折り返しの間に沿線を歩いてみたものの、あまりいい撮影ポイントが見つからず。
こんな感じになりました。東口の駐車場付近の方がすっきりとした写真が撮れそうです。